第35回心理学研究室セミナー(白井述先生) 2017年6月5日開催


文学部心理学研究室では,第35回心理学研究室セミナーとして以下のような講演会を開催しますので,ふるってご参加下さい。

なお,講演内容は大学院生以上を想定しております。

 

第35回心理学研究室セミナー

日時 2017年 6月5日(月) 午後5時から

場所 法文1号館 3階312教室

 

【講師】 白井 述 (新潟大学)

 

【演題】 「動きを見ることの発達」

 

【要旨】

自身の身体を巧みに操作して環境内を能動的に探索することや、あるいは、ダイナミックに変化する環境にすばやく、かつ適切に対処することは、私たちヒトを含めた動物一般にとって重要な課題であるといえます。そうした課題の遂行には、視覚的に動きの情報を検出、認識する機能、すなわち運動視が重要な役割を果たすことが過去の心理学的研究から明らかにされています。また私たち自身の日常的な経験からも、視覚によって捉えた「動き」が、様々な行為の遂行に大きく貢献することは想像に難くありません。今回は、そうした運動視の機能が個体発生の過程でどのように変化するのか、特に成人に比べて身体運動の制御機能が未熟な乳幼児において運動視の機能がどのように発達していくのかについて、これまでの研究成果に基づいてお話ししたいと思います。